ミライノカケラ

30代の悩み、お金、家、節約についてのブログ

子どもが小さいうちに読んでほしい『「学力」の経済学』

子どもの教育の話になると、ほとんどが経験則で語られていることが多いと感じませんか。 義理のお母さん等が、「私はこうやって育てたのよ」とか「私たちの頃はこうやって教育した」とか。でもそれは、その人の経験のみであって全員に当てはまるか分かりませんよね。

『「学力」の経済学』では、教育経済学の著者の中室牧子氏があまり示されたことのないデータで教育を分析しています。

この本を読んで実践していることをまとめていきます。

 

 

子どもが小さいうちに子どもと関わる時間を多くする

この本を読んでまず実践したのは、子どもと関わる時間を多くすることです。

平日はなるべく早く帰ってきて子どもが寝る前に少しでも話をする。週末は、テレビやスマホばかり見ていないで子どもと遊ぶ・関わることを心がけています。

それは、なぜか。 この本の中で一番重要なことが、第2章の中にある「教育にはいつ投資すべきか」に書かれています。

「教育にはいつ投資すべきか」

教育にいつ投資すると最も効果があるかを考えて章です。

この本には、「年収の約40%をも教育費に使っている」とあります。

それだけのお金をかけるのは、親が、良い教育を受けさせて、将来良い大学や企業に入って年収が良くなって欲しいと思っているからでしょう。

少ない金額で、効率よく教育をするためにはいつから始めると結果がでるかというと

ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の著書を引用していますが、その結果は、

子どもの年齢が小さいうちほど人的資本投資への収益率が高いです。

 

「収益率」とは、教育を投資と考えて 追加的に教育を受けたことで子どもの将来の年収がいくら高くなるかを示したものです。

 

つまり同じ金額を、教育に充てるならば小学生より園児、園児より未就園児というように年齢が小さいほど収益率が良くなります。

ここが一番重要です。

ヘックマン教授らのエビデンスに基づく概念図は、人的資本への投資はとにかく子どもが小さいうちに行うべきだということを示しています。

ただし、ここで「明日からでもわが子を学習塾に通わせよう」と考えるのは拙速です。「教育」と限定せずに「人的資本」への投資、という言い方をしたのには理由があります。

人的資本とは、人間が持つ知識や技能の総称ですから、人的資本への棟には、しつけなどの人格形成や、体力や健康などへの支出も含みます。必ずしも勉強に対するものだけではないのです。

人的資本への投資とは、勉強だけでない

私は、この部分を読んで子どもとの関わりは、今(我が子は4歳)が一番子どもにとっても私にとってもとても大事な時間だと再認識しました。

しつけや体力のつくりのためにも、週末は子どもと出かけ様々な経験をさせようとしています。

たまには叱られずに自由にすることも大切だと考えてプレーパークで遊ばせたりしています。

 

幼稚園選びにも使える考え方

 幼稚園に通わせることが「人的資本」への投資と考えることができます。

こどもを幼稚園に入れるときにどこに入れるか迷ったときに、「人的資本」の投資をどこの部分に力を入れていくかを考えてみてください。幼稚園だと園の方針や子どもにどういった教育をしていくかが違ってきます。

距離や通いやすさだけが決めてじゃない

幼稚園に通わせるときは、時間の制約や送り迎えがめんどくさくなるので近い幼稚園に通わせがちです。けど、子どもはその幼稚園に行って楽しいか、親の教育方針と園の教育方針が合っているかを考えてみてください。

幼児教育で育つのは「生きる力」

私が子どもに一番つけてもらいたいのは、学力よりも人間性や体力などです。もちろん勉強ができたに越したことはありませんが、それよりも「生きる力」をつけてほしいと思っています。

「生きる力」=知・徳・体のバランスのとれた力

変化の激しいこれからの社会を生きるために、確かな学力、豊かな心、健やかな体の知・徳・体をバランスよく育てることが大切です。 

「生きる力」=知・徳・体のバランスのとれた力

 

 文部科学省HPより

特別な幼児プログラムを受けた子どもたちは、「生きる力」=「非認知能力」と言われる能力が高くなる実験結果が示されていました。

「非認知能力」とは、自制心や忍耐力・意欲・創造性などです。

学力には表れないこういった力も、幼児教育をしっかりすると子どもが身につけてくれると信じています。

『「学力」の経済学』のまとめ

私なりの視点で、『「学力」の経済学』をまとめてみました。

他の人が読むと、「子どもをご褒美で釣ってはいけないのか」や「テレビやゲームは悪影響を及ぼすのか」などの項目に着目するかもしれません。

しかし、未就学児を育てる親としての視点では、幼児教育の重要性が一番重要だと感じました。

今できるのは、子どもへの「人的資本」への投資です。お金をかけるだけでなく、親が子どもとしっかりと関わることでしっかりと投資ができると感じています。勉強だけでなくしっかりとした人間性をもった子どもに育って欲しいものです。

指標として年収が出ていましたが、年収だけが全てではないと思っているのも事実です。子どもが幸せならそれでいいと思います。

是非読んでみてください。